地中に活性炭を埋設することにより、地中の水分の移動を活性化させ水分を調整します。地中で水が澱んでいると微生物である嫌気性菌が繁殖し水が腐ります。また嫌気性菌は地中の有機物を分解し、有機酸、メタンガス、硫化水素ガスなどの有害なガスを発生させ人間にも悪影響を与えます。活性炭は、有害なガスを吸着するだけでなく、地中の水分移動を活発に行い嫌気性菌が住みにくい環境にします。
埋設方法
直径1m、深さ1~1.2mの円柱状の穴を掘り活性炭を200Kg~300Kg入れます。水を入れて踏み固めます。元にあった土を埋め戻します。アース棒を埋めてリード線は布基礎などの配筋に接続します。土地面積100平方メートルで3ヵ所程度(*土地環境によって多少変わります。)埋設箇所は土地周囲の環境、日当たりや敷地図面を考慮して検討します。